女性社員座談会 WOMAN EMPLOYEES DISCUSSION

ソフテムの女性社員座談会

株式会社ソフテムで働く女性社員の座談会を掲載しています。
結婚や出産、子育て、それぞれの実体験も交えて、ソフテムで働く環境について語っていただきました!

システム開発本部
1992年入社

管理職として部全体の統括を行っています。
とはいえ問題が発生したら未だにプログラムを読んだり書いたりも。 社内外との調整ごとも多いです。

ビジネスソリューション本部
1997年入社

元々は開発寄りの業務をしていましたが、3人目の子どもが生まれたタイミングで、自社製品の営業を行うようになりました。
お客様の困りごとやシステムを通して提案をし、問題解決できるようにしています。

ビジネスソリューション本部
2010年入社

自社製品の営業および仕様調整など開発の上流工程を行っています。
人と話すのが好きなので、楽しくお仕事しています。

総務・経理部
2012年入社

採用やインターンシップの受け入れ、社員の労務管理や働きやすい環境作りなどを行っています。
産休・育休復帰を機会に会長からお話しをいただき、産業カウンセラーの資格を取得して社内カウンセリングも行っています。

Q1.ソフテムは女性として働きやすい環境にあると思いますか?

「女性として」働きやすいかどうかは分からないですが、「社員として」は働きやすい方なのでは?と思っています。

そうですね。
もちろん全部ではないですけど、個人としての意見を聞いてくれるので安心感はあると思います。

私はまだ子どもが小さいので育児を優先せざるを得ない時期ですが、子どもの体調不良による休暇にも理解を示して心配してくれる方もいますし、相談に乗ってくれる先輩ママや子育て話ができるパパ達もいて心強いです。

育児しているパパも多いですよね。女性に限った話ではなく、働きやすいと思います。
外部セミナーで他社と交流をしたときに「時短勤務が口だけじゃないなんてすばらしい!働きやすいね!」と必ず言われますよ。

「くるみん」の活動として、妊娠の報告をもらったら面談や相談を行っています。面談などを通して育児休暇取得の意思や、きちんと上司と摺り合わせができているかなど、確認を行っています。
妊娠報告などはデリケートで、 本人が周りに伝えたいタイミングがあるので、話しやすい環境づくりを意識しています。

そういえば、今では当たり前になっていますが、女性が結婚した際に旧姓で仕事ができる点は、女性にとって働きやすい環境だといえるかもしれませんね。

旧姓のまま働けるようにしたのは、実は私です。
名前が変わるとそれまでのキャリアがなくなってしまうように感じたので、結婚後も旧姓のまま働いていたら文化として定着しましたね。
結果的に、みんなが働きやすくなったのなら良かったです。

Q2.職場や部署の雰囲気について教えてください。

部署ごとに違いはあるとは思いますが、私は上司に「こういうことをやりたい。こういうことに困っている」と話すと、柔軟に対応してもらえると感じます。

雰囲気はいいのではないかと思います!
入社して何十年も経ちますが、上司や周りの人たちへの相談はいつでもしやすかったです。
今は相談を受ける立場にもなっていますので、自分の価値観を押し付けないようにするよう心掛けています。

言いたいことが言える雰囲気はあるかなと思います。
質問や提案、相談もしやすいです。(私自身がなんでも話す性格というのもあると思いますが(笑))
提案したものについては、挑戦させてくれる雰囲気もありますね。任せてもらえると自分のモチベーションも上がります。
あとは私自身人と関わることが好きなので、会社イベントが多くて嬉しいです。子連れでも参加できるイベントも考えてくれるので、子どもができてからも行きやすくて嬉しいです。

私が所属する部署は、他グループと比べて女性が多いですが、芯の強い人が在籍している印象です。
自分の気持ち・やりたいこと・要求要望などは「察してね」だと結果何も変わらないため、はっきり伝えないと伝わらないかなと思います。

Q3.生理休暇についてどう思いますか?

生理休暇は無給ですが、2年ほど前に女性委員会でアナウンスしたことで少しずつ利用者が増えてきて、今では月に1~2人は利用している方はいますね。
まだ女性が多いとはいえない職場だとは思いますが、生理休暇が申請できるということは、相談しやすい環境ができているのだと思うので良いことだと思っています。

女性委員会で初めて生理休暇について知って、「安心した」と言った子もいましたね。
だから生理休暇はあった方がいいと思いますが、毎月休みを取るほど重いような場合はきちんと病院に行って治療すべきだとも思います。

入社間もないうちは有休の日数も少ないですもんね。
確かに病気とかも潜んでいる可能性があるので、頻繁に休まないといけないほどつらい日がある人は病院に行った方がいいですよね。

無給の生理休暇の意味がイマイチ分からなかったのですが、有休が少ない若い人にとっては欠勤扱いにならず有効に利用することができるんですね。

Q4.結婚後、仕事を続けるか迷いはありましたか?

結婚に関しては、自分の中で退職するという選択肢がそもそもなかったので迷いはありませんでした。
ただ、その時はまさか子ども産んでまで続けて仕事をするとは思いませんでしたね。

えっ、そうなんですか!先駆者がいなかったらと思うと…。
でも私も結婚して仕事をやめようとは思いませんでしたね。母親が働いていたのもあって、自分で道は選びたいですし、だから子どもが生まれても働こうと最初から思っていましたね。

私も迷いはありませんでした。自分が使うお金は自分で稼ぎたいし、使うことに文句を言われるのは嫌なので(笑)、仕事は続ける気満々でした。
実際文句は言われないと思いますけど、罪悪感なしで使いたいという感じです。会社や仕事が好きだったというのも迷いがなかった理由として大きいとは思います。
自分を評価してくれるのって仕事しかないんですよね。結婚や家事をしていても「凄いね!偉いね!」とかはないので(笑)

家族に病気や事故等…思わぬトラブルがあったときに、いざ働こうと思っても働けないかもしれません。
そう考えると働き続けることは迷いはなかったです。

Q5.出産するにあたって、仕事の復帰に不安や葛藤などはありましたか?

ありませんでした。若かったので勢いだけで突っ走った気がします!!
この会社ならなんとかやっていけるのではないのかなって。
自分の収入があることでお金を気にせず、子どもたちに好きなことをさせてあげられて「働いていて良かった~」と思いましたね。

産休・育休明けは不安でしたね。
1人目出産の時には、まだ会社としても子育てに関する制度が成り立っていませんでした。1歳までしか時短勤務できませんでしたし、分からないことばかりだったのもありとても不安でした。
でも、そんな不安を会社が聞いてくれたことは大きく、仕事を続けることができました。

育休中は毎日があっという間に過ぎて、家事も育児もなんとなくうまくいかない毎日だったので、復帰して両立していけるのかはとても不安でした。
また、産業カウンセラーの勉強も復帰後始まる予定だったので、そういった所でも不安はありました。
仕事面での復帰への心配は頼れる先輩・後輩がいるのであまりなく、逆に「早く復帰して戦力になって仕事の負担を減らさないと!」と思っていました。

部署が変わることになり不安しかなかったですね。
以前の部署では社外での常駐勤務でしたが、時短勤務となると社外勤務では調整がむずかしいこともあり、会長から声を掛けてもらって部署が変わりました。 実際2歳になるまで週一で発熱で呼び出しという時期もあったので、社内勤務に変えてもらって助かったことも多いです。

Q6.育児を目的としてテレワークは活用できていますか?

テレワークは活用させてもらっています。娘が急に熱を出した日やコロナで保育園が休園になった期間にも使いました。
正直コロナ休園の際のテレワークは子ども二人が家にいる中での仕事だったので、とってもしんどかったですが(笑)、すべてをお休みにするわけにもいかなかったので、とても助かりました。

通勤時間が長く、テレワークでその分働けるようになったのはとても嬉しいですね。 今は不定期なテレワークですが、来年度は完全テレワークに移行し家族の時間も増やしていきたいですね。

コロナになる前から完全テレワークをしていました。
家事の時間が長く取れたり、急に子どもが預けられなかったりするときも仕事をしながら見ることができるのでありがたいです。100%はできないけど、70%はできるかなといった感じです。
テレワークなら何かあった時でも休まないで済むし、周りはもちろんですが、仕事のコントロールが効くので自分が大変になるのを防げる点が一番よいところです。
ただ気持ちが切り替わらず、オーバーワーク気味になるのでそこが今の課題かなと思っています。

今、テレワークできる時代になったのはいいですね。
私の時はインターネットやメールが普及しだした頃でしたし、テレワークの制度はなかったので。
テクノロジーの進化によって家で仕事ができるようになり、子育てと仕事の両立を後押ししてくれますね。

確かに20年くらいでこんな日が来るとは想像もしてなかったですね……。

Q7.仕事と家庭を両立するにあたり、周囲の理解やサポート、相談のしやすさなどはどうですか?

会議やレビューは定時後に入れない、みたいな配慮をしていただいたのがとても助かりました。
今なら当然かもしれませんが昔は当たり前に定時後にやっていたので…。

保育園からの呼び出しがあっても快く送り出してくれますし、翌日出社した際にも心配してくれる方も多くありがたいなぁと思います。
社内結婚をして夫も社内にいますので、夫婦交代でお休みをいただいて、結構融通を利かせてもらうこともあり、そういった面でも大変助かっています。

家事はどうしてもまだまだですが、育児に関しては半々(?)、むしろ育児は夫の方がやっているかもしれませんね。
興味があって協力的だったので、最近は子どもを持つ父親同士のコミュニティもできてきて、保育園や学校の用事もやってもらっています。

こういう話は、いつも「仕事と家庭」となりますが、自分の時間は含まれないですよね…不思議です。
両立は「仕事と家庭」だけなのでしょうか?
仕事と家庭だけでも両立できてないけど、自分の時間が欲しいですね。 時間が足りないのかサポートが足りないのか(笑)、 みんな仕事と家庭にばかり割いてしまっている気がするのですがいかがでしょう?
自分の時間を保つのも大切だと思います。

Q8.今後の目標や目指すキャリアについて教えてください。

今やっていることは若い人にどんどん任せて、もう1回くらい新しいことにチャレンジをしたいなと思っています。 年齢的にもこれが最後かなと思うので、会社のことでもいいし、今まで自分がやってみたかったことや副業を始めるなり。
何をやるかは具体的には決めてないですけど、チャレンジはしたいですね。

もう1ステップ、2ステップ上がれるように今後は…管理職ですかね?
まだ実感は湧いていないですが、会社の成長はもちろん、より社員の方が前向きに仕事もプライベートも充実できるようなお手伝いができればよいのかなと思っています。
やれることはまだまだあると思っているので、チャレンジしつつ、その中で自分のキャリアを考えながら、自分もより成長できればそれが一番ですね!

現場仕事が好きで未だにあれこれ口も手も出してしまうのでそろそろ控えねばと思っています。
管理職としてもっと大局的に物事が見られるようになり、みんなが安心してずっと働き続けられるような職場にしたいと思います。 出産後の働き方についても、女性だけでなく男性も含めていろいろとヒアリングして課題解決していきたいですね。

キャリアアップはしていきたいです。
今、会社の色々な制度を使わせてもらってすごく感謝をしているので、ソフテムに利益やいいものを残すことで恩返しをしたいです。 例えば、営業や問合せ専門の先駆者がいないので、自分が道を切り開き、新しい環境を作っていきたいと思っています。
また、テレワーク・時短勤務・育休制度の展開等を「くるみん」認定企業として意識し、推進していきたいと思います。