社員の声 Interview

システム開発本部
2014年入社

好奇心と不安に苛まれたブリッジSE

入社3年目までは自動発券機などの組込系システムの設計、製造、テストに従事していました。
実際に製造していたものが世に出て、ユーザーが使用してくれているのを見たときに「あ~私の仕事は役に立っているのだな」と達成感がありました。 私もその場に行って、発券したのですが、自分も触れられる、自分も見られるというのは余計に達成感があるなと思いました。

4年目にはSMI(インドネシアの子会社)へ出向してブリッジSEを行いました。 インドネシアの子会社へは、会長から話をいただいて、出向することになりました。単純に仕事だけではなくて、海外の文化を学んでみたい、英語やインドネシア語を試してみたいと思ったからです。
最初は軽い気持ちで受けましたが、不安はありました。
いざ出向することが決まってからインドネシアに出張することがあって、面白い反面ここでずっと暮らせるのかなと思うときや日本語が通じないという現実を突き付けられました。 また、私事ではありますが、出向する前に結婚もしていたので、私生活の方にも影響が出るのではないかと不安がありました。
出向してからは、SMIの総務の方に生活のサポートをしてもらいながら、オフショア開発を行いました。その中でも現地の方へ日本のシステム開発の考え方を理解してもらうのに苦労をしました。 考え方を理解してもらわないと品質を担保することができないため、なぜダメなのかを懇切丁寧に伝えて、更にインドネシア語も駆使しなくてはならなかったので、言葉がうまく伝えられず苦戦しました。 言葉の壁はありましたが、無事にプロジェクトを完遂することができました。

あえて苦手なものに挑戦する

出向から戻ってきて、5~6年目までは鉄道案内システムの設計、製造、テストに従事していました。
現在はお客様先に常駐して仕様指示システムの要件定義、ソフトハウスとの折衝、データ移行、テストなど様々な業務に携わっています。 上流工程の業務を行っているので、システムだけでなく周辺システムについても把握できるよう広い視野で考えるようにしています。
システムエンジニアといっても様々なフェーズがあります。そのフェーズ毎に私が作成した仕様書などがお客様やメンバーに理解してもらえたときにやりがいを感じます。

エンジニア職はプログラムを組むよりもコミュニケーション力を求められることがあります。エンドユーザー様とお話させていただく機会が増えていますが、技術的なことを言っても非エンジニアのお客様や社会には伝わりません。説明は難しく苦手意識もあります。だから苦手を克服するためにも、誰にでも簡単簡潔に伝わるにはどうすれば良いか、参考書や日常会話の中などでも学ぶよう意識しています。

今後は上流工程をさらに学び、取引のあるお客様から信頼され、より多くの仕事をいただけるよう営業などにも力を入れていきたいです。

選択肢の発信

ワークライフバランスは生活の中で仕事に繋げられると思いますが、Work Life Enjoyとなったら、働くこと、生活をしていくことを自分だけでなく、周囲の方も充実、楽しむ為に何ができるかを一人一人が考えていくことが大切なのかなと思いました。
そのため、周囲の人たちも充実した日々が送れるよう、私は所属部署に1on1ミーティングを提案、実施するようになりました。 今後も自分が良いと思ったことを周囲に発信をしていくことで、様々な選択肢を増やすきっかけになれたらよいなと思います。

メッセージ

就職活動は皆さんがやりたい目的、目標を叶えるための手段かと思います。
自分が掲げた目的、目標に合っている企業か説明会や訪問などを積極的に行って見極めてください。
コロナ禍で就職活動は大変かと思いますが、皆さんが成長できると感じるような企業に巡り会えることを祈っております。

ある1日のスケジュール

  • 8:30 出勤、朝会
  • 9:00 データ移行方針書作成
  • 12:30 昼休み
  • 13:30 データ移行方針書レビュー、修正
  • 17:20 退勤

※常駐先の勤務時間に合わせています

2022年2月1日時点